先日 日立市の老舗の塗装会社様より当社の手拭いをいただきました。
水戸市柵町という旧町名と電話番号が4桁という事から、多分70年位昔のモノと思われます。(昭和27年に辻武塗料株式会社と会社組織になったので、それよりも前の手拭いです)
昭和20年8月2日の水戸市空襲で、お店は燃えてしまっています。
この手拭いを見ると ご先祖様・先輩方の戦後復興の中での活躍を想像する事が出来ます。
私は1964年の東京オリンピックの前の年に生まれています。
モノゴコロがついたら《戦後》は終わっていて、《高度経済成長期》に思春期を過ごし、
社会に出た頃が《バブル絶頂期》でした。
そんな私が30歳の時に縁があって株式会社ツジタケに入社して27年が経過しました。
現在は、株式会社ツジタケと辻武塗料株式会社の2社の社長をしています。
幸いにも お客様と社員に恵まれ2つの会社とも順調にまわっておりますが、
『良い伝統を残しながら、変化していく』という部分では不安も抱えております。
そんな中、今回取り上げている『手拭い』は自分に勇気を与えてくれる一品でした。
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